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飯豊町内唯一のスーパー「セルカ」(屋島幸治社長)は16日、東北で中小企業の事業承継や再生支援を手掛ける「ダッチャキャピタル」(仙台市、志村孝信社長)の支援を受け、新ブランドの店舗「SHIN(シン)セルカ」としてリニューアルオープンした。 セルカは1998年オープン。人口減少や顧客の町外流出などで2年ほど前から経営状況が悪化していたが、町内にスーパーを維持しようとダッチャキャピタルが今年2月ごろから、経営改善へ助言していた。 改装のため今月8~15日に休業し、2千万円以上をかけてショーケースの入れ替えや新設備の導入などを実施。より新鮮な魚介を販売できるようになったという。改装費用は町中小企業振興事業費補助金を受ける予定。また従業員は仙台、山形両市でスーパーや精肉店を視察し接客や運営形態などを学び、改装後の改善点を探ってきた。16日は開店前に長蛇の列ができ、オープンと同時に入店した客が一新された鮮魚や総菜コーナーで品定めしていた。
ダッチャキャピタルは2018年設立。東北6県45社から出資を募り、中小企業の資金・経営支援などを行う「ダッチャファンド」を運営・管理している。志村社長は「新鮮な食品を取りそろえ、お客さまに冷蔵庫を開ける感覚で来てもらえるような店になれば」と話した。営業時間は午前9時~午後7時。第1、第3水曜定休。
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