関西スーパーマーケットに買収方針を示している首都圏地盤のスーパー、オーケー(横浜市)は11日、関西スーパーの個人株主に、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングとの経営統合案への反対を求める文書を送付することを明らかにした。大株主の食品卸にも反対を呼びかけ、29日の関西スーパーの臨時株主総会で経営統合案の否決を目指す。
オーケーは株主や債権者に株主名簿の閲覧・謄写を認めている会社法に基づき、関西スーパーの株主名簿を取得。個人株主に週内にも文書を送付する。個人株主そのほかの株式保有比率は3月時点で全体の35・84%を占める。
文書では、29日の臨時株主総会で、関西スーパーがH2O傘下のイズミヤと阪急オアシスを株式交換で経営統合する議案に反対するよう求める。イズミヤと阪急オアシスは過去5年間で赤字超過にあると指摘、「株式市場における地位も著しく低下し、損失は全て関西スーパーの株主が負うことになる」と訴える。
関西スーパーは臨時株主総会で出席株主の3分の2以上の賛成を得れば、H2Oの子会社になる手続きを進める。一方、オーケーは伊藤忠食品や国分グループ本社などの食品卸にも反対の呼びかけを始める。
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