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Sunday, October 17, 2021

食品スーパー減収減益 「巣ごもり」一服感 8月中間決算 - 日本農業新聞


 主要スーパーの2021年8月中間連結決算が出そろい、食品スーパーが中核の企業は減収減益が相次いだ。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や外食の休業を受けた家庭内での食事(内食)需要によって過去最高益だった前年の反動減があったが、黒字を維持した。衣料やフードコートなどを抱える総合スーパーは、コロナ禍でも客足が戻り始め、黒字に転換した。

 食品スーパーが中核のライフコーポレーション、ユナイテッド・スーパーマーケットホールディングス(HD)、アークス、オークワ、リテールパートナーズの純利益は過去最高だった前期から減益となった。

 ユナイテッド・スーパーマーケットHD、オークワ、リテールパートナーズは、大幅減益。コロナ禍による内食需要の反動減やちらしの再開などで経費が膨らんだためだ。売上高に当たる営業収益も減らした。食品スーパーの「巣ごもり需要」は、一服感が出ている。

 総合スーパーと食品スーパーの両業態を抱えるイオンとセブン&アイHDは、増収増益だった。イオンは、衣料が伸び悩んだ。

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