こう話すのはカメラを片手に天皇ご一家を28年半、追っかけてきた主婦の吉田比佐さんだ。 12月1日に20歳の誕生日を迎え、成年皇族となった愛子さま。5日には成年の祝賀行事が行われ、愛子さまのドレス姿が初お披露目となる。 5日午前は長袖で淡い色味の「ご参拝服」を身につけて皇居の宮中三殿を参拝される。その後、襟元の詰まった長袖のドレス「ローブ・モンタント」に着替えられ、天皇陛下から勲章を受けとられるという。 午後は襟元の開いた「ローブ・デコルテ」に勲章、ティアラを着用した正装姿で、両陛下に挨拶される予定だ。 「愛子さまが身につける髪飾りのティアラが話題になりましたが、ティアラには女性としてすごく憧れますね。車の中の皇族を撮る時にはティアラをしているかどうかは、私たち追っかけにとっては大きいです。ティアラをしているお姿ってなかなか見れないので、”きょうはティアラをしているかもしれない”って思うと、疲れていてもがんばって、撮影ポイントに並ぼうという気になりましたね」 今回、愛子さまはコロナ禍の影響を配慮し、天皇陛下の妹(紀宮さま)で、結婚して皇籍を離脱した黒田清子さんが所有するものを借用する。 「眞子さん、佳子さまのティアラもそれぞれ2800万円もする豪華なものでしたけれど、私の見た印象では、黒田清子さんのティアラはクラシックな印象でした。清子さんのティアラのデザイン方が好き、愛子さまはお似合いになると思います」 吉田さんは過去、ティアラをつけた皇族の撮影経験もある。 「ディアラをつけられるのは特別な日だけですね。新年の祝賀の行事の時とか、外国からお客さまが来る時の接待で宮中晩餐会にお出になられる時です」 吉田さんが、追っかけを始めたのはまだ愛子さまが生まれるずっと前、1993年6月9日の両陛下のご成婚パレードからだ。
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