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Friday, February 4, 2022

第56回スーパーボウルに向けてベンガルズがテイラーHC体制で初の室内練習を開始 - NFL日本公式サイト

シンシナティ・ベンガルズは新たな領域にいる。そして、それに見合うように新しい環境で練習しているところだ。

ベンガルズはロサンゼルス・ラムズと対戦する第56回スーパーボウル――ロサンゼルスにある、屋根つきのSoFiスタジアムで開催される――に向けて、近くにあるシンシナティ大学のプラクティスバブルで時間を借りて準備している。ベンガルズは現地3日(木)にバスで選手たちをシンシナティ大学の施設まで送り届けており、冬の嵐による凍結で遅れた1台のバスを除く、すべてのバスが時間通りに到着した。

『ESPN』によると、ヘッドコーチ(HC)のザック・テイラーは「室内や暖かい気候の中でプレーするのは初めてだ。この決断はずいぶん前にしていた」と述べたという。

ベンガルズは独自の室内施設を持っておらず、ポール・ブラウン・スタジアムの外側にある芝生やスタジアム内の芝生のフィールドで練習してきた。

ベンガルズはシーズン第11週にネバダ州にあるアレジアント・スタジアムでラスベガス・レイダースに勝利して以来、ドーム型のスタジアムでプレーしていない。今シーズン、ベンガルズがこの他にドームで試合をしたのはシーズン第6週にフォード・フィールドで行われたデトロイト・ライオンズ戦だけだ。

シーズン第11週からずっと屋外で練習していたベンガルズは木曜日、テイラーがヘッドコーチに就任して以来、初めての室内練習を終えている。プレーオフの3試合はすべて屋外のスタジアム――シンシナティにあるポール・ブラウン・スタジアム、テネシー州ナッシュビルにあるニッサン・スタジアム、カンザスシティにあるアローヘッド・スタジアム――で行われ、いずれもベンガルズが勝利した。

今回は異なる気候と新たな環境に向けて準備しなければならない。

ワイドレシーバー(WR)タイラー・ボイドはシンシナティ大学へ練習の場を移すことについて「気が散ることはないと思う。どうせ誰も寒い中で練習したくないし、特にその中でプレーするわけでもないんだから、それで怒るヤツはいないんじゃないか」とコメントしている。

悪天候の影響を受けなければ、確実に大量のヤードを稼げる攻撃陣を擁するベンガルズにとって、気温の上昇に対応することは賢明な判断だと言えよう。ロサンゼルスへ旅立つまでにあと4日あるが、出発日にあたる火曜日までに毎日練習するかは定かではない。

木曜日の練習には数名の選手が復帰を果たした。ディフェンシブエンド(DE)トレイ・ヘンドリックソン(体調不良)やディフェンシブタックル(DT)キャメロン・サンプル(そけい部)、DTジョシュ・トゥポウ(膝)、WRスタンリー・モーガン(ハムストリング)がセッションに参加した一方で、タイトエンド(TE)C.J.ウゾマー(膝)は欠席している。

来週のロサンゼルス到着後、ベンガルズはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)ブルーインズの男女陸上競技部の本拠地であるドレイク・スタジアムで準備を行う予定だ。UCLAは2017年にワッサーマン・フットボール・センターを開設して以来、NFL選手のオフシーズンのトレーニング先としても人気がある。

【RA】

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