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Thursday, February 3, 2022

食品スーパーのヨークベニマル、ドリーム・アーツの情報共有SaaSを採用 - ITpro

 ドリーム・アーツは2022年2月3日、セブン&アイ・ホールディングス傘下で食品スーパーを展開するヨークベニマルが情報共有SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)「Shopらん」を採用したと発表した。2021年10月から、ヨークベニマルの全236店で利用しているという。

 同社は福島県を中心に展開するスーパーマーケット。これまで社内のコミュニケーションにはメールやファクス、掲示板などを使っていたが、本部では情報が各店舗に伝わっているか把握できておらず、店舗でも情報の整理に手間を要していた。また、店舗からの意見を吸い上げる仕組みも整っておらず、顧客の声を運営へ十分に活用できていなかったという。

 Shopらんは、情報共有の一元管理や店舗の作業実施状況の可視化といった機能を備える。セブン&アイ系列のスーパーマーケットでは、イトーヨーカ堂が先行してShopらんを全店舗に導入済みだ。ヨークベニマルはイトーヨーカ堂などから利用状況をヒアリングしたうえで、2020年10月から導入の検討を本格的に始めていた。

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 ドリーム・アーツによれば、イトーヨーカ堂やエディオン、すかいらーくなどがShopらんを採用しており、導入店舗数は約3万9000店に上るという。サービス基盤として米マイクロソフトの「Microsoft Azure」を採用しており、利用規模の変化やコンテンツの増加へ柔軟に対応できるとする。

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