外国産のアサリが熊本県産と偽って販売されている疑いが出ている問題で、熊本市内のスーパーでは、アサリを店頭から撤去する動きも出ています。
今回の問題を受けて県漁連は、今月8日からおよそ2か月間、県産アサリの出荷を停止し、今月11日以降県産のアサリは市場に流通しなくなります。
これを前に熊本市南区のスーパーでは、これまで店頭で販売していたアサリについて2日、売り場からすべて撤去しました。
買い物客からは、アサリが買えず残念だといった声が聞かれました。
このうち、70代の女性は「アサリは好きなので味噌汁に入れるためによく買っています。他の貝では代わりにならないので残念です」と話していました。
また、60代の男性は「買い物をするときは国産にこだわっているが、外国産でもよいという人はいるので、偽装をするのではなくルールを守って販売してほしい」と話していました。
30代の主婦は「今は不安でアサリを買えないが、しっかり検査をしてまた売り場にアサリが並んだら、生産者を応援するためにも買いたいと思います」と話していました。
熊本市内でスーパー2店舗を経営する台信康明社長は「今回の問題でアサリ以外の商品に影響が広がり、熊本ブランドの信頼を失わないか懸念しています。産地の表示を正しくしたアサリが流通すれば再びアサリを販売したい」と話していました。
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