兵庫・大阪に展開する「関西スーパーマーケット」は1日、阪急阪神百貨店の運営会社との経営統合の一連の手続きを終え、社名を「関西フードマーケット」に変更しました。
低価格スーパーなどが勢いを増す中、収益力の強化が課題となります。
関西スーパーマーケットは、去年10月に開かれた株主総会で阪急阪神百貨店などを運営する「エイチ・ツー・オー リテイリング」の子会社になるための提案がわずかな差で承認されましたが、首都圏のスーパー「オーケー」が手続きの差し止めを求めたことで経営統合の行方が司法に委ねられる異例の展開をたどりました。
裁判所に主張が認められ、去年12月、エイチ・ツー・オーの子会社となった関西スーパーは1日、統合の第2段階として社名を「関西フードマーケット」に変更しました。
「関西フードマーケット」はイズミヤと阪急オアシス、そして関西スーパーの3つの屋号のスーパーを傘下に持つ、関西でも有数のスーパー連合になります。
林克弘社長は、NHKのインタビューに対し「チェーン店の運営に関しては改善しないといけない点は多いが、どんな風に特徴を出してお客様の一番店になれるか、考えていきたい」と述べました。
低価格志向のスーパーやネット通販が勢いを増す中、会社では、物流の効率化などを通して収益力を強化できるかが課題となります。
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