熊本県甲佐町の白旗小と乙女小の児童が、菓子メーカーの木村(熊本市)と共同開発した新商品のあられが完成し、町内のスーパーで販売されている。「いかみそやき味」「さわやか梅としそ味」など、子どもたちの独創的なアイデアが詰まった11種類が並ぶ。
製造や販売を通して社会を学んでもらおうと、同社が昨年に続いて企画。両校の5年生45人の提案を基に約30種類を試作し、校内投票で11種類に絞り込んだ。児童らはパッケージのデザインやCM動画、のぼり旗を作って宣伝している。
マルエイ甲佐店の特設コーナーには、児童らが「新食感 食べてみて」「一回食べたら止まらない」とポップに書いてPR。1袋80グラム入り216円で、各50袋を限定販売したが、売れ行き好調のため4月下旬に各200袋ずつ増産する。
「からうま味」を考案した男子児童(11)=乙女小5年=は「癖になる辛さで酒のつまみにぴったりのはず」とアピール。近くの主婦(77)は「子どもならではの発想で面白い」と買い求めていた。収益は学校の図書購入や被災地への寄付に充てる。(河北英之)
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