7日のスーパー複合は、急斜面が続く長い距離のコースを滑り降りるスーパー大回転と、多くの旗門が設置され、細かいターンが必要な回転を1回ずつ滑り、その合計タイムで競う種目で、高速系と技術系の両方の種目を高いレベルで滑る総合力が求められます。
6日のスーパー大回転で、スタートしてすぐに片方のコンタクトレンズが外れるアクシデントがあったにもかかわらず、金メダルを獲得した村岡選手は「ハプニングがなければ、もっといけたという悔しい思いもある」と高みを目指す貪欲さを見せていました。
そのことばどおり、7日のスーパー複合、午前に行われた前半のスーパー大回転では積極的な滑りでチェアスキーを的確に操ってどんどんスピードを上げました。旗門のセッティングこそ違いますが、同じコースで行われた6日のレースより、3秒以上速いタイムでフィニッシュし、滑り終えた後にはガッツポーズも見せました。
2位の選手との差は2秒84と、ゲレンデを移動して行われた午後の回転に、アドバンテージを持って臨みましたが、ここまで2種目でいずれも銀メダルを獲得し、回転を得意とするドイツのアナレーナ・フォルスター選手がすばらしい滑りを見せて前半の4位から一気にトップに。
最後に滑った村岡選手は「苦手意識がある」という回転でフォルスター選手との6秒07差をひっくり返され、3日連続の金メダルをあと少しのところで逃しました。
それでも、前回大会では銅メダルだったこの種目で銀メダルを獲得し、前回のピョンチャン大会から出場した8種目連続でメダル獲得と快進撃は続いています。
村岡選手の次のレースは今月11日、前回大会で金メダルを取った得意の大回転です。
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