原油価格や原材料費の高騰を受け、食用油やケチャップなどの食料品のほかトイレペーパーやタイヤなどの日用品の価格などが相次いで値上がりする中、岐阜県内のスーパーでは、あの手この手で客離れを防ごうとしています。
岐阜県内に3つの店舗を展開するスーパーでは、原油価格や原材料費の高騰の影響などで、この春から、食用油やチルド麺、ソーセージなどの多くの商品では5%から10%の値上げを余儀なくされました。
スーパーでは、客離れを懸念し、さまざまな取り組みでこの状況を乗り切ろうとしています。
例えば「食用油」については、1年前と比べると1.5倍に高騰しているため、この店では容量が少ない商品を増やしたり、より安い商品に切り替えることで同じ価格帯にするよう工夫しました。
また価格以外でも、選ぶ楽しさを提供することで客を引きつけようと、例えば「たまねぎ」では取り扱う種類を倍に増やし、異なる量や価格から選べるようにしました。
さらに、岐阜県産の野菜や地元産のソーセージやハムを増やすなど、あの手この手で消費者にアピールしています。
ただ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で今後、小麦粉や輸入食品などの価格が上がる見通しで、スーパーではどんな工夫ができるかさらに検討するということです。
サンマートサカイ長良店の山田真也店長は「商品の半分ほどが値上がりした上、資材なども値上がりしていて、苦しさはあります。価格を抑える努力もしていきますが、お客さんにどうやって価格以外でも楽しんでもらえるか強化していきたい」と話していました。
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