カタールW杯アジア2次予選F組(14日、キルギス-日本、ビシケク)国際連盟(FIFA)ランキング28位の日本は、同94位キルギスと対戦。日本は荒れたピッチに苦戦し思うように試合を進められなかったが、MF南野拓実(24)=ザルツブルク=が自身で獲得したPKを決めて前半を1-0で終えた。
試合は両者ともピッチ状態を気にしてか、序盤からロングボールを多用。日本はFW永井の裏を狙ってボールを放り込んでいく。14分、右サイドでMF伊東が粘ってDF酒井へパス。酒井は中央へクロスを入れ、フリーで待っていたMF南野が頭で合わせたがボールは枠を外れた。日本はなかなか組み立てがうまくいかないなか、キルギスに絶好機を演出される。32分、自陣右サイド深くへボールを運ばれると、ドリブルを仕掛けたMFアルユコルフに対峙したMF遠藤がかわされる。アルユコルフはゴール前にグラウンダーでパスを入れ、これにMFアルユコルフが合わせたがGK権田がファインセーブ。なんとかピンチをしのいだ。厳しい時間が続いた日本だったが、前半終盤の40分、南野がPK獲得。これを自ら決めて先制点を挙げ、1点リードで前半を終えた。
前半を苦しみながらもリードを奪って折り返した日本は、後半開始早々に追加点を挙げる。8分、敵陣ペナルティーエリア中央手前で遠藤が倒されFKを獲得。キッカーに立ったのはMF原口と南野。原口は壁を避けてゴール左へ蹴り込むとボールはGKの手前でワンバウンドしてネットに吸い込まれた。
日本は32分、伊東に代えてMF中島、遠藤に代わってMF山口を投入した。
日本の先発メンバーは以下の通り。
GK権田修一(ポルティモネンセ)
DF長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)、植田直通(セルクル・ブリュージュ)、酒井宏樹(マルセイユ)
MF遠藤航(シュツットガルト)、柴崎岳(デポルティボ)、原口元気(ハノーバー)、南野拓実(ザルツブルク)、伊東純也(ゲンク)
FW永井謙佑(FC東京)
日本はFW大迫勇也(29)=ブレーメン=とDF冨安健洋(21)=ボローニャ=がけがで招集外。MF堂安律(21)=PSVアイントホーフェン=とMF久保建英(18)=マジョルカ=はU-22代表に専念させ、主力の一部を欠いての一戦。さらにピッチは凹凸で雑草に覆われており、環境との戦いにもなるが、前日会見で森保一監督(51)は「チーム力が落ちるとは思っていない。誰が出ても同じチームコンセプトのなかで戦える」と勝利へ自信をのぞかせた。
2019-11-14 12:32:00Z
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