米民主党の大統領選有力候補者によるテレビ討論会が25日夜、サウスカロライナ州チャールストンで行われた。指名争いの行方を決める公算の大きい3月3日のスーパーチューズデーを間近に控えた今回の討論会では、首位に立つバーニー・サンダース上院議員がライバル候補6人全員から集中砲火を浴びた。
エリザベス・ウォーレン上院議員は自身のヘルスケアプランの詳細をサンダース氏が奪ったと批判。マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は、ロシアのプーチン大統領がトランプ米大統領を再選させたい考えで同国情報機関にサンダース氏を支援させていると指摘した。ジョー・バイデン前副大統領は銃規制に関するサンダース氏の過去の姿勢を非難し、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長はサンダース氏の旧態依然ぶりに言及した。
ウォーレン氏はこれまでの討論会で同じ進歩主義のサンダース氏への批判を総じて控えていたが、25日の討論会ではサンダース氏のアイデアは良いが目標達成の方法について詳細を示していないとの考えを示唆。「バーニーと私は多くのことで意見が一致しているが、彼よりも私は良い大統領になれると思う。進歩主義的政策課題の実行は実に難しく、実現に向けて詳細を掘り下げることができる人物が必要になるからだ」と語った。
ブルームバーグ氏は経済に関する質問への回答でプーチン大統領について、トランプ大統領再選を願い、選挙活動への介入を通じてサンダース氏を支援し、同氏が本選でトランプ氏に敗北するのを期待していると指摘。これに対し、サンダース氏はプーチン大統領に向けて「もし私が米国の大統領なら介入させない」と述べた。
CBSなどが主催したこの日の討論会にはエイミー・クロブシャー上院議員や慈善活動家のトム・ステイヤー氏も登壇。両氏もサンダース氏批判に合流し、議員就任以来あまり成果を上げておらず、非現実的だと指摘。「物事を実際に成し遂げられるかどうかが重要だ」とクロブシャー氏は述べた。
ブティジェッジ氏はサンダース氏を民主党候補に指名すれば共和党の上下両院支配につながると述べ、2018年に当選し民主党の下院過半数議席獲得に貢献した議員らはサンダース氏の掲げる政策からできる限り早く距離を置こうとしていると話した。
討論会では5億ドル(約552億円)余りの広告費を投じて全米調査で支持率を伸ばしているブルームバーグ氏に対しても多くの候補が批判を展開。ウォーレン氏はブルームバーグ氏が経営する企業に勤務していた女性との秘密保持契約や未公表の納税申告書を巡りあらためて同氏を非難した。
サウスカロライナ州で29日に実施される予備選では、ブルームバーグ氏は候補者名簿に掲載されず、大票田のカリフォルニア州やテキサス州を含む14州などで予備選と党員集会が一斉に行われる3月3日のスーパーチューズデーから参戦する。
(免責事項:ブルームバーグ氏はブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピーの創業者で、過半数株式を所有する)
原題: Sanders Absorbs Brunt of Rivals’ Attacks in Debate Free-for-All (抜粋)
(候補の発言などを追加して更新します)
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February 26, 2020 at 11:02AM
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サンダース氏が矢面に、スーパーチューズデー控えた民主党討論会 - ブルームバーグ
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