「ミニスーパー」用の商品を確認する金田社長=阿南町で |
阿南町新野の「道の駅信州新野千石平」が四月一日にリニューアルオープンするのに合わせ、運営している町の指定管理者「蔵」は、調味料や日用品といった商品を並べた「ミニスーパー」コーナーを新たに設ける。販売するのは、高齢者ら向けに続けている宅配サービスで扱っている商品。「時には出掛けて買い物を楽しんでほしい」との思いを込めている。
ミニスーパーは、改修で増築する直売所横に設ける。幅三メートル、奥行き六メートルほどの区画に商品棚を並べ、調味料、乾物、日用品などを置く。
蔵は十年ほど前から、買い物困難者向けに宅配サービスを続けている。高齢者宅に訪れた時に安否確認もしている。こうした取り組みは地域創生の核となるとして、道の駅信州新野千石平は国土交通省の重点「道の駅」に選ばれている。
ミニスーパーは、宅配サービスの拠点にすると同時に、高齢者らが出掛けてきた際に立ち寄ってもらい、地域の人や観光客らとの交流を深めてもらおうとの狙いがある。金田三千男社長は「高齢化が進む中、こうした販売のあり方を検討していくのは有効だと思う」と話している。
道の駅信州新野千石平の改修は昨夏着工。従来棟を増築したほか、別棟を新築した。
(近藤隆尚)
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March 22, 2020 at 03:09AM
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「ミニスーパー」コーナー設置 阿南の道の駅、4月改修 - 中日新聞
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