キタノカオリ
近年、他社との差別化策としてインストアベーカリーを強化する食品スーパーが増加している。そこで、ふだんは食品スーパー企業に身を置きながら、休日には数々の専門店を飛び回るほどの“パン通”であるキタノカオリ氏(仮名)に、食品スーパーが手本とするべき店を教えてもらう。今回焦点を当てるのは、パンのなかでも基本の商品と言える「食パン」だ。
めざすべきは「食べ飽きないパン」
今、食パン専門店が全国で増え「高級食パン」「生で食べてもおいしい」などの触れ込みでブームとなっています。食品スーパーでもこの売れて儲かる商品を開発しない手はないと思いますが、“パン好き”から見ると、それは単なる流行で、本質を突いていないように感じてしまいます。
食パンを「食事パン」の最も基本的なアイテムとするのであれば、白米のように、食べ続けても飽きず、どんなメニューにも合わせられ、かつそのまま食べてもおいしいものとして、追求していくべきではないでしょうか。
現在ブームとなっている食パンは糖分や油脂の含有量が非常に多く、パン食文化の国の人が見たら「日本では食事とお菓子の区別はないのか?」と言われてしまうでしょう。
商品政策に「健康」を掲げる企業が多いなか、今あえて食パンを見直すことが本当の差別化になり、何よりお客さまのためになるのではないでしょうか。
食パンの商品力を高めるために重要となるのは、主な原材料である小麦です。専門店ではこれに徹底してこだわっています。
しかし食品スーパーでは、自社の商品に使用している小麦の種類、またそのタンパク値や灰分値などについて答えられるバイヤーがどれだけいるでしょうか。ナショナルブランドのミックス粉を使っている限り、差別化を図るのは難しいでしょう。
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April 02, 2020 at 03:53AM
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食品スーパーが手本とするべきベーカリー#1 基本の食パン13選 - ダイヤモンド・チェーンストア・オンライン
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