最終更新
Getty
【欧州・海外サッカー ニュース】EURO(ユーロ)2020初戦で大きなインパクトを残したチェコ代表FWパトリック・シックとは何者なのだろうか。
チェコ代表FWパトリック・シックがEURO(ユーロ)2020での活躍で脚光を浴びている。
チェコは14日、EURO初戦でスコットランドと対戦。シックは前半終了間際にヘディングで貴重な先制点を挙げる。さらに後半開始早々、カウンターからシックにボールが入ると、GKの位置を見極めて左足でロングシュート。約50ヤードの距離からGKの頭上を抜き、追加点を奪った。試合には2-0と勝利し、シックのロングシュートはファンの間ですでに大会ベストゴールに推す声も多い。
一方で、シックは国際的にはまだまだスター選手と呼べる域ではない。そこで『アスレティック』がシックのこれまでについて紹介している。
編集部のおすすめ
■紆余曲折の経歴
シックは国内の名門スパルタ・プラハのアカデミーを卒業後、イタリアのサンプドリアで台頭。2016-17シーズンは35試合で13ゴールを挙げる活躍を見せた。この成績がローマの目に留まり、当時のスポーツディレクター、モンチ氏は「国際サッカー界で最も有望な選手の一人」と評し、最高4200万ユーロ(約56億円)という記録的な移籍金を費やすことになった。
しかし、ローマでは活躍できず。右ウイングでのプレーなどを余儀なくされ、結局58試合で8ゴールにとどまった。
2019-20シーズンはRBライプツィヒにレンタル移籍すると復活。ティモ・ヴェルナーとのコンビで28試合10ゴールを記録。昨夏、25歳になった彼は2650万ユーロ(約35億3000万円)でレヴァークーゼンへと移籍する。レヴァークーゼンでも33試合に出場して13得点とまずまずの成績を収めた。
■どのようなタイプか?
シックが「インスピレーションを受けた」と明かしているのはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ。空中戦で脅威を発揮し、攻撃の中心となる点では似たものがある。
また、ロングシュートで見せたようにシックは足元の能力にも秀でた選手。利き足は左で正確なシュート能力を備えている。
チェコ代表では10番を背負うが、メジャー大会での出場は初。EUROという大舞台でいきなり大きなインパクトを残し、25歳のストライカーは今後も注目を集めていくこととなりそうだ。
からの記事と詳細 ( EURO屈指のスーパーゴールで脚光…チェコ代表FWパトリック・シックとは何者か? - Goal.com )
https://ift.tt/3vowfLZ
No comments:
Post a Comment