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Monday, November 29, 2021

メンズトレーナーの人気ブランド10選!お気に入りを選ぶポイントとは?:アエラスタイルマガジン - 朝日新聞デジタル

日常のファッションアイテムとして幅広いシーンで活躍するトレーナー。気軽に着られるシンプルなアイテムだからこそ、自分に似合って、しかも長く愛用できる一着を見つけたいものです。この記事では、メンズトレーナーを選ぶポイントを解説しながら、デザインと機能性を兼ね備えたトレーナーを提供するブランド10選を紹介します。

トレーナーとは? スウェットやパーカとの違い

「トレーナー」という言葉は和製英語。ファッションブランドVAN(ヴァン)の創業者・石津謙介が、ボクシングのトレーナーがよく着用していたコットン生地の服を「トレーナー」と名付けたことに由来します。トレーナーの特徴は、基本的に生地が厚手のコットンで、袖や襟が伸縮性のあるリブになっていること。そして袖が襟ぐりから脇下にかけて切り替えの入ったラグランスリーブであることが多いです。

トレーナーと似たようなイメージを持つ服としてスウェットがありますが、これは実質、トレーナーと同じ種類のもので、海外ではスウェットシャツ (sweatshirt)と呼ぶのが一般的です。近年では日本でもスウエットという呼び方が普及しており、多くのブランドも商品名にはトレーナーではなくスウェットと名付けています。

また、パーカはフードが付いた服のことで、素材はコットンのほかにもナイロンやフリースなど多彩です。形態もプルオーバーやジップアップなどさまざまです。 

トレーナー選びのポイント

カジュアルで着用しやすいトレーナーですが、アイテムによっては部屋着のようなラフすぎる印象を与えてしまうため、大人っぽくきれいに着こなすにはサイズやデザインを吟味して選ぶことが大切です。もちろん長く愛用できるよう、素材や機能性も見落とせません。ぜひこれから紹介するポイントを押さえて選んでください。

サイズにこだわる

いくら上質でスタイリッシュなデザインのトレーナーを選んでも、サイズ感を間違うと洗練されたシルエットにはなりません。まずは自分に合ったサイズをしっかり見つけるのがきれいな着こなしのコツです。

ポイントは、コーディネート全体を考慮し、仕上がりをイメージしながらサイズをチェックすること。すっきりきれいに着こなしたいのか、少しゆとりをもたせてこなれた雰囲気を演出するか。それともあえてオーバーサイズでトレンド感を優先するか。あなたの好みはどのような仕上がりでしょうか。

幅広いシーンに合うベーシックなコーディネートをお望みの場合は、ジャストサイズを選ぶのが基本です。着丈、肩幅のサイズは特に念入りにチェックを。一般的に着丈は短すぎると子どもっぽく、長すぎるとやぼったくなり、肩幅は大きすぎるとだらしなく見えがちです。

また、インナーのTシャツやカットソーを生かしたレイヤードスタイルを楽しみたい場合は、手持ちのインナーとのバランスを考えながらサイズを確認しましょう。

素材・機能性にこだわる

日常的に着用するトレーナーは、見た目だけでなく着心地も重要。素材や機能性をしっかりチェックしてください。

トレーナーの素材はオーガニックコットンのみを使用したものや、コットンにポリエステル、アクリル、ウールなどを混ぜたものなどさまざまです。素材は肌触りや着心地を左右するため、できれば実際に製品を手に取って確認するのが理想。また、見た目の印象も素材によって違いが出ます。ビンテージらしい肉厚な生地はアメカジファッションに最適です。繊細でなめらかな生地はジャケットスタイルなどきれいめの着こなしにフィットします。

機能面では通気性や吸湿性、速乾性の高いものを選ぶと、汗をかいても快適に過ごせます。気温の低い屋外から暖房の利いた屋内に入ったり、電車やバスに乗ったりと温度差の激しい場面で重宝します。また、一般的にトレーナーは秋冬の寒い時期に着ることが多いため、裏起毛など防寒性、保温性を考慮したアイテムを探すのもよいでしょう。

ほかにも、冬の大敵である静電気を抑える設計を施したもの、動きやすいよう脇下にゆとりを持たせたもの、軽やかさを重視してあえて薄手の生地で仕上げたものなど、さまざまな機能を持つ製品があるため、複数のブランドを調べてそれぞれのこだわりに注目してみてください。

デザインにこだわる

メンズトレーナーはシンプルなアイテムだけに細部にセンスが表れます。コーディネートがマンネリしないためにもデザインにこだわって選びたいものです。

ポイントはロゴとカラー。例えばセンターにビッグロゴが入ったものはインパクトが強く、それだけでシンプルなコーディネートのアクセントになります。一方、胸の部分などに控えめにロゴが入ったものは大人っぽい印象を与え、どんなコーディネートでも邪魔をしません。

カラーは定番色のグレーやネイビー、シックなダークグリーンやブラック、爽やかなホワイトが人気です。しかし、ソフトな印象を与えるピンク、ポップさを打ち出すイエロー、にぎやかなトリコロールカラーなど、華やかな色を採り入れてみても面白いかもしれません。色彩の持つ可能性を楽しむのもおしゃれの醍醐味(だいごみ)です。

ブランドによってはユニセックスなフラワープリントや、裾、襟まわりにラインを施したものなど個性的なデザインもあります。「トレーナーなんてだいたいこういうもの」と思いがちですが、実際は予想以上に多様。こだわりを持って探せばきっと特別な一着が見つかるはず。

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