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Monday, May 16, 2022

スーパーのお惣菜(上) - 東京新聞

 忙しいときの強い味方になってくれるスーパーのお惣菜(そうざい)。各社、定期的にメニュー開発をするなど、工夫を凝らした商品を取りそろえる。メインとなるおかずから、サラダ、スイーツに至るまで豊富なラインアップの中から、2週にわたり各社自慢の商品を紹介する。

◆焼きは手作業で

■サミット「桜姫鶏(さくらひめどり)の焼とり」

 透明感のあるきれいな桜色で、鶏肉独特の臭みが少ない国産の桜姫鶏を使った焼き鳥。

 味付けは、甘すぎない、すっきりとした醤油(しょうゆ)ダレまたは、ミネラル豊富な岩塩を使った塩味で、鶏のうまみを際立たせている。

 ほどよい歯応えが感じられる塩味の「もも」や「ももねぎ」(各129円)、「皮」「つくね」や、タレがしっかり絡んだ「レバー」(各124円)の5種。

 焼きの工程は、全120店舗の各店が焼き台で、一本一本を状態を見ながら手作業で焼くため、パサつきがなく、ジューシーな仕上がりだ。同じ種類が2本入ったものや、4種で5本入りのものなど、すべてパックに入っていて衛生的。

◆王道の味 今春一新

■イオン「唐揚げ唐王」

 2019年から販売する「誰からも愛される唐揚げの王道」をコンセプトとした惣菜。おいしさを追求し、今春リニューアルした。

 ニンニクの量を減らしてショウガの量を従来の2倍に。3種の醤油(しょうゆ)に塩麹(こうじ)と昆布出汁(だし)を加えたタレに漬け、もみ込んで味を十分に染みこませた。甘みとさわやかさを加えるリンゴ、コクのあるネギ油、ショウガの風味を際立たせるタマネギを新たに追加。衣の比率も従来の15%から13%に変更して一層薄い衣を実現。また、打ち粉や衣生地を3段階に分けてまぶす新製法を取り入れ、ジュワッとジューシーな食感にした。

 100グラム、192円。北信越・関東・東海・近畿・中国・四国エリアの約340店舗で販売。

◆窯焼きの本格派

■マルエツ「窯焼ピッツァ」

 専門店に行かなくても手軽に本格的なナポリ風のピザを楽しめるようにと開発。低温で長時間発酵させた生地を、丁寧に手で延ばし、約450度の高温窯で短時間で焼き上げた。縁はちょうどよい焦げがつきパリパリ、中はもっちり。

 全10種の中で一番人気は「マルゲリータ」(429円)。イタリア産の完熟トマトのソースとクリーミーなモッツァレラチーズなどを使ったフレッシュな味わい。ほろ苦いカラメルと甘いカスタードクリームの組み合わせがおいしい「クレームブリュレ風」や、クリームたっぷりの「ティラミス風」などスイーツ系ピザも充実している。各645円。サイズはすべて約23センチ。首都圏304店舗のうち約150店で販売。

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