日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(56)はマスターズGCレディース最終日の27日、大会開催前に某女子プロが開催コースの兵庫・マスターズGC関係者に対し不適切な発言を行ったとして、大会主催者に謝罪したことを明らかにした。

マスターズGCレディースは今年17回目の開催となる。コースの風呂場でストレッチなどをする選手が多いのだが、備品のバスタオルがなくなることが多くなったため、今大会で設置を中止した。一部報道によると、同プロはコース関係者にバスタオルのない理由を確認した際、暴言を吐いたという。

小林会長は「事実関係を確認中で、詳細を明かせない」としながら「あってはならないこと。大変申し訳ない。(当該の)選手だけでなく、協会として責任がある」と話した。

LPGAはコンプライアンス(法令順守)違反に関する懲戒規定を設けており、協会員(プロテストに合格したプロ)に対しては「戒告」ツアー出場など「権利の停止」「除名」がある。小林会長は「早急に事実関係を確認する」としており、悪質と判断した場合は何らかの処分が下る可能性がある。