Pages

Thursday, August 13, 2020

コロナで需要激減...逆風の老舗駅弁会社の挑戦 スーパーとのコラボで変更した“こだわり”(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスの影響で鉄道利用者が激減したことに伴い『駅弁業界』が苦境に立たされています。そんな中、神戸の老舗の駅弁会社がスーパーでのお弁当販売に乗り出しました。

需要激減の「駅弁」 スーパーとコラボ

8月11日午前8時半、開店前のスーパー・トーホーストア六甲道駅前(神戸・東灘区)で丁寧にお弁当を並べているのは、老舗駅弁会社「淡路屋」の営業担当・比嘉佑樹さんです。この日はスーパーと初めてタッグを組んで開発したお弁当を売り出す日です。 「自分たちで作ったお弁当が(スーパーに)初めて並ぶので、すごくドキドキしていますね。たくさん売れてくれたらうれしいです。」(淡路屋・営業担当 比嘉佑樹さん)

スーパー向けに開発した商品を本格的に販売するのは創業117年の歴史の中でも初めてですが、こうした取り組みを始めたのにはワケがありました。

「(新幹線の利用は)50%を割る数字。出張やビジネス面でも縮小している。」(JR西日本 長谷川一明社長 今年3月) 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで新幹線などの鉄道利用は激減。これにより大きなあおりを受けたのが、新大阪駅などに出店して長距離列車の乗客などをターゲットにする駅弁会社でした。

淡路屋も例外ではなく、売上が大幅に落ち込む中、新たな販路の開拓にと乗り出したのが“スーパーとのコラボ”だったのです。

スーパーの主要顧客を意識 看板商品の「たこ飯」も食べやすいサイズに

「高齢の方が多いということで、お肉だけではなくて野菜をたくさん入れて、すき焼き弁当を作っています。惣菜はご飯を入れて13種類入れています。」(淡路屋 比嘉佑樹さん) スーパー側にとっても老舗ブランドのお弁当を扱うことで「巣ごもり需要を取り込みたい」という思惑もありスタートしたこの企画。メニューは五穀米やひじき煮など、スーパーの主要顧客であるシニア層ニーズの高いものを意識しました。

看板商品の「たこ飯」もやわらかいタコをさらに食べやすいサイズにしました。

品質を下げずに価格を抑える こだわりの「容器」を変更

ただ、開発の裏には老舗ならではの苦労もあったといいます。 「(単価)1000円前後で作っていたお弁当がほとんどだったんですけど、今回スーパーさん向けということで、1個600~700円。今まで淡路屋が作ってきた品質は落とさずに価格を下げることに苦労しました。」(淡路屋 比嘉佑樹さん) 価格の安さを実現するためといっても、手間暇をかけてつくる惣菜などの品質は下げられない。そのため、やむを得ずカットしたのは“食以外の部分のこだわり”です。 例えば「容器」。いわゆる“ハレの商品”で、食べること自体が目的のひとつの駅弁は、タコつぼ型や電車型など容器自体にもこだわってきました。しかし、日常的に食べてもらうのであれば、“捨てやすさ”などの配慮も必要です。簡易タイプにしたところ、容器のコストは半分程度に抑えることができたといいます。

Let's block ads! (Why?)



"スーパー" - Google ニュース
August 12, 2020 at 04:31PM
https://ift.tt/31JW8Jo

コロナで需要激減...逆風の老舗駅弁会社の挑戦 スーパーとのコラボで変更した“こだわり”(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
"スーパー" - Google ニュース
https://ift.tt/2HgSCfK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment