ハンセン病患者や貧者の救済、架橋や作道など社会基盤の整備事業を大がかりに展開したことで知られる鎌倉時代の僧、忍性(にんしょう、1217~1303年)。その遺骨を納めた2つの骨蔵器について、奈良国立博物館の調査で、いずれも外から見えない容器の接続部分に文字が刻まれていることが明らかになった。X線CT(コンピューター断層撮影)スキャンによって浮かび上がった文字の多くは人名とみられ、筆跡はばらばら。忍性に奉仕した僧や工人、支援者らが見えないところにひそかに、名を刻んだ可能性もあり、多彩な活動を展開した忍性への強い思いが反映されているようだ。
貧困者ら救済忍性は16歳の時に、文殊菩薩に深く帰依していた母親を亡くした。
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