
東京五輪で6日、準決勝でフランスを破って決勝へと駒を進め、「銀メダル以上」を確定させたバスケットボール女子日本代表。男女を通じて日本がバスケでメダルを獲得するのは初めての快挙だ。決勝の対戦国でもある王国・アメリカのメディアも大きく取り上げるなど、その快進撃が海外でも注目を集めている。
「信じられないかもしれないが、日本人は今まで(バスケで)男女通じてオリンピックでメダルを獲得したことがない。ただ、それも東京(大会)までだ」。米NBCは、日本が準決勝でフランスを破った試合を受けて、こう報じた。
とりわけ高く評価をしたのは、PG町田
国際バスケットボール連盟(FIBA)も日本の戦いぶりを絶賛している。町田がフランス戦でオリンピック記録となる18アシストを決めると、公式ツイッターで発信。ホームページでも「日本はフランス相手に控えめなスタートを切ったが、攻撃のスイッチを入れた。町田がチームを引っ張り、日本は中からも外からも好きなようにシュートを打ち続けた」とその戦いぶりを紹介した。
さらに、日本のこの歴史的な一戦を「このパフォーマンスは世界中の指導者や選手、ファンたちが繰り返し見ることになるだろう。中立的な立場から見たとしても、美しいプレーだった」と絶賛した。
町田は試合後、フランス戦での18アシストについて「みんなのおかげでこの数字がついた。アメリカにはリベンジしたい。強いチームだが勝てない相手ではない」と語っている。
とはいえ、日本女子の五輪での過去最高成績は1976年モントリオール大会の5位。96年アトランタ大会と2016年リオデジャネイロ大会では準々決勝で敗れてそれぞれ、最終的に7位、8位だった。対するアメリカは1996年アトランタ大会以降、金メダルを一度も逃さず現在6連覇中の絶対女王だ。
世界を驚かせる快進撃を続ける日本はもう一度、奇跡を起こすことができるか――。運命の一戦は、五輪最終日の8日午前11時半から始まる。
からの記事と詳細 ( バスケ王国・米国のメディアも町田を「スーパースター」、決勝は「厳しい試合になるかも」 - 読売新聞 )
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